第３波に備えて！（2020年11月12日）
竞彩足球app下载感染症について、米ファイザー社が 11 月 9 日、ワクチン治験で「90%を超える有効性が確認された」と発表しました。いくつか不明点はありますが、世界中に明るい光が射したことは事実です。人類共通の危機に立ち向かった人間の叡智が、ひとつの希望を創り出したと言えるでしょう。教員養成に携わる我々は、本学に在籍する皆さんの将来や子供たちの未来が明るくなることを常に願っています。その意味でこの報道はたいへん嬉しい知らせでした。
しかしながら、竞彩足球app下载感染症は今も世界中に拡がり、ヨーロッパの一部の国では２度目のロックダウンが行われ、日本でも北海道や東京、大阪などで再び感染者が増えてきています。11 月 10 日、大阪府知事吉村洋文氏は「第３波に入った」との認識を示しました。新潟県も 11 日には 16 人の感染者が発生し、1 日としてはこれまでの最多を記録しました。
大学では、後期授業から「新しい生活様式」に十分配慮した対面型授業を採り入れています。大学や竞彩足球app下载で学ぶ皆さんにとって、人と人とのつながりがキャンパス内で深められることがとりわけ重要だと考えたからです。とはいえ、今はまだ竞彩足球app下载感染症が確認されなかった以前の生活に戻ることはできません。北海道のこのたびの感染拡大の要因の一つは、大学生のクラブ活動後に開かれた会食によるクラスターでした。
我々は、対面型授業による学びが継続することを願っています。やがて第３波は上越にも到来するかもしれません。しかしその難局を乗り切れるよう、今から感染予防の準備をしておいて下さい。気持ちをひきしめ、体調を整え、今一度「新しい生活様式」の徹底をお願いします。竞彩足球app下载感染症に伴う大学の対応については、我々も皆さんの不安解消を第一に、迅速な情報伝達と適切な対応に努めます。
竞彩足球app下载2年11月12日
国立大学法人竞彩足球app下载長
川崎直哉
