自己点検評価の対象期間:
平成28年
04月
01日
~
平成29年
03月
31日
八島 猛
(准教授)
<教育活動>
授業
【観点1】教育内容?方法面での取組
修士課程の授業である「病弱教育臨床実習」の授業では,疾患のある児童生徒を対象とした教科学習支援教室を1回/週の頻度で開催し,竞彩足球app下载生に病弱者の事前アセスメント,支援計画の作成,支援の実施,評価に関する臨床的指導を実施した。
【観点2】学修成果の状況
「病弱教育臨床実習」の授業に対する「授業の内容や方法について」の学生による授業評価得点の項目平均値は,全体平均値よりも高く,担当の授業において高い評価を得ている。
研究指導
【観点1】学部
「特別支援教育概論A」の授業において,修士課程の授業で実施した疾患のある児童生徒に対する臨床実践を紹介し,病弱者の教科学習支援について,事前アセスメント,支援計画の作成,支援の実施,評価に関する研究指導を実施した。
【観点2】竞彩足球app下载(修士課程、専門職学位課程、博士課程)
「病弱教育臨床実習」の授業において,定期的に疾患のある児童生徒に対する臨床実践の場を設定し,事前アセスメント,支援計画の作成,支援の実施,評価に関する研究指導を実施した。
その他の教育活動
◎
特色ある点及び今後の検討課題等
- 受講者における疾患理解と病弱児における疾患の自己管理の具体的な理解を促すために,特定の疾患に関する自己管理の手技を疑似体験する教材や身体内部の病変を可視化する教材を開発して授業に適用した。また,授業において進行性疾患のある当事者が「セルフケアの重要性」について講演する機会を設定した。
<研究活動>
研究成果の発表状況
論】(1)
平成29年
03月:
青年初期における自己認知の発達に関する横断的研究:自尊感情,コンピテンス,重要度評価の観点から,竞彩足球app下载特別支援教育実践研究センター紀要 ,Joetsu University of Education the bulletin of Research and Practice Center for Education of Children with Disabilities,23巻,
pp.79-85
(2)
平成29年
知的障害者における持続的注意と抑制制御<教育科学>,埼玉大学紀要. 教育学部,埼玉大学紀要. 教育学部,66巻,1号,
pp.129-135
発】(1)
平成28年
08月
27日:
児童?青年期における自己認知の発達的変化,日本育療学会第20回学術集会,
◎特色?強調点等
- 通常の学校に在籍する病弱者を対象として,個々の認知特性に応じた教科学習支援の場を開設した。この活動は我が国の難病対策に即したものであり,小児慢性特定疾病児童等自立支援事業の促進に貢献する可能性がある。
<社会との連携>