発達支援教育実践研究コース 学校ヘルスケア領域

学校実習(学校支援プロジェクト)の取組テーマ例

キーワード①
「レジリエンスやライフスキル、自己管理能力の育成」

 学校行事、健康観察、集団?個別の保健指導、児童生徒保健委員会などを通して、”生きる力”を育むための手立てを探究し、実践します。

キーワード②
「保健室、問診、見立て、プロセスレコード」

 保健室に来室する生徒への問診に携わります。情報の構造化?可視化に有用な記録やシート類の活用を探ります。また、プロセスレコードを通して、生徒とのコミュニケーションプロセスを分析し、対話的な健康相談?個別保健指導の方向性を探ります。

キーワード③
「食育、学校給食、栄養教諭」

 栄養教諭や学級担任が取り組む「食に関する指導」や、学校給食と連携した「個別栄養指導」や「栄養管理」の実践について探究します。

キーワード④
「保健、スクリーニング、既存データの活用」

 学校に蓄積された保健データやその他の情報を活用し、健康リスクを抱える児童生徒のスクリーニングを実施します。また、その結果に基づき、ハイリスクと判定された児童生徒や集団に対して、データ分析と科学的根拠に基づいた予防教育を提供します。

「最近の学校支援プロジェクト題目」

  • ?学校における「性の多様性教育」に関する授業研究
  • 小学校における児童のけがの起因分析にもとづく教材研究
  • 通信制高校の体育の面接指導(スクーリング)における生徒の運動参加を促す声掛けの検討
  • 小?中学生および高校生のレジリエンス育成に関する実践研究
  • 保健だよりによるライフスキル教育の可能性の探究
  • 小?中学校における健康観察と児童生徒の自己管理についてのフィールドワーク
  • 保健室頻回来室児童の見立てに関するセルフスタディ
  • 「生きづらさ」を抱える高校生に対する教育支援をめぐるオートエスノグラフィ
  • 小?中学校における養護教諭の業務実態に関する研究
  • 栄養教諭による個別的な相談指導の実践と課題
  • 小学校における栄養教諭の職務の支援
  • 特別支援学校における栄養教諭の職務の支援
  • 20mシャトルランを活用した中学校における熱中症リスクの推定方法の開発と支援