担当教員一覧
【教授】押木 秀樹(おしき ひでき)
書写教育を担当。書写指導の内容論とその基礎としての、手書き文字及び書字行為の研究を専門とし、筆記具の持ち方?筆順?字形等の諸相および書字動作の分析的研究などに関する研究を主とする。「漢字教育を書写指導の視点から考える—より良い字形と多様性—」(『教育委員会月報』2017.06)他。
【教授】小埜 裕二(おの ゆうじ)
国文学、主として近?現代文学の分野を担当。小川未明や宮沢賢治等の郷土作家や童話作家を中心に、文学作品及び教材の読み方や教え方について研究を行う。『童話論宮沢賢治』(単著)、『人物書誌大系小川未明全童話』(単著)、『小川未明に親しむ』(単著)、『文学の体験1~5』(編)他。
【教授】迎 勝彦(むかえ かつひこ)
専門は国語科教育学で、研究テーマは初等?中等教育におけるコミュニケーション能力育成のための話しことば教育。教室内における談話の構造と聴解過程の解明を中心に、学習者に応じた指導法の考案、教材の開発を中心とした教育実践研究に取り組んでいる。編訳書:『言葉を選ぶ、授業が変わる』(ミネルヴァ書房)。
【教授】渡部 洋一郎(わたなべ よういちろう)
国語科教育、主として国語教育史、教師の意思決定研究の分野を担当。大正期の作文教授理論を中心とした指導過程の比較研究及び授業における教師の即時的な判断について、特に予想外の応答場面を中心に児童との相互作用的観点からそれらを分析することを専門領域とする。
【准教授】鳴海 伸一(なるみ しんいち)
国語学(日本語学)の分野を担当。漢語副詞を中心に、語の意味?用法の変化を研究するとともに、語の歴史をえがく方法を考察している。また、語史の研究を利用した、テキストの精確な解釈や語?語彙の効果的な指導のありかたを考えていきたい。著書:『日本語における漢語の変容の研究 ―副詞化を中心として―』(ひつじ書房,2015)
【講師】舩城 梓(ふなぎ あづさ)
国文学、主として古典文学の分野を担当。『今昔物語集』?『続古事談』を中心として、院政期から中世にかけての説話文学?仏教文学研究を専門領域とする。併せて古典を含む日本の伝統文化教育についての研究も行っている。