先端教科?領域開発研究コースの4つの領域
小学校英語
プログラミング
教育
教科横断?教科
実践開発
「教科横断?教科実践開発」では,各教科等を横断する教育実践の立案や構想とともに,最先端の専門諸科学の知見を動員?応用するという観点に立脚した指導法の研究や教材の開発を行いながら,多様な教育課題に対応するための資質?能力の高度化を図ります。教科等の固有の専門性を高めることに加え,異なる教科等の相互の連携?横断(同一校種における異なる教科等間の連携?横断:例えば,国語と体育,体育と特別支援など),さらには,小?中?高等学校における校種間の接続(例えば,算数と数学,小中社会と高校日本史など)を体系的に構想し,現代社会が生み出す複雑で多様な現象に対して挑戦的に課題設定を行い,創造的?協働的にその解決を図ることができるような具体的で実践的な支援?指導を行います。
学習支援
現在,わが国では共生社会の実現のために,インクルーシブ教育システムの構築が求められています。「学習支援領域」では,小?中学校等においてインクルーシブな学習環境をつくり,特別な教育的ニーズのある子どもに対して個に応じた学習支援ができる教員の養成を目指しています。そのために,様々なアセスメント等に基づく的確な個別の指導計画作成,通級指導教室における自立活動の時間の指導とそれを踏まえた各教科等の指導,個に応じた学習を支援する教材教具の開発,合理的配慮?ユニバーサルデザインの考え方に基づく授業づくり等について,教師?保護者?医療や福祉等の関係機関とのチームアプローチを視点に実践的に学びを深めます。このことを通して,特別な教育的ニーズのある子どもたちの可能性を最大限に引き出すことのできる実践的指導力を高めます。