関原 真紀/Sekihara Maki

准教授（実務家教員）

＜専門＞
特別支援教育

＜研究内容及び指導内容、その他＞
 学校現場では、全ての子どもたちが主体的に考えることができる授業を目指し、学び方の多様性、個に応じた指導への様々なアプローチが行われています。個々の児童生徒の障害の状態に応じた指導の工夫を組織的に行うため、通級指導や特別支援学級における指導と通常の学級における指導の連携も進んでいます。子どもたちが、自分に合った学びを獲得し、学んだことを発信したくなる相手がいて、反応を得ることで、より学びたくなるといった意欲が向上するための連携を教育現場で進めていくことが大切です。

 私の研究室では「教育的ニーズのある子が在籍するクラスの学級づくり」「授業のユニバーサルデザイン」「通級指導教室や特別支援学級と通常の学級の連携」「特別支援教育コーディネーターの役割と校内支援体制づくり」などをテーマにして，現場の先生方と連携して実践研究を進めさせていただいています。現場の課題を実践研究のテーマとして学びを深めております。

 私ですが、新潟県の小学校教諭として18年間勤務し、内6年間は通級指導教室（発達障害）を担当しました。その後、教育委員会、特別支援学校を経て、本学に着任しました。「通常の学級における発達障害等のある児童生徒への指導?支援について応用行動分析を用いた指導法」「多様な学びの場の効果的な連携」「特別支援教育コーディネーターの役割」等、特別支援教育にかかわる実践研究をしております。